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2026/06/10

経営という仕事

世の中には「経営」という仕事が存在します。しかし多くの経営者が、そのことを十分には認識していません。さらに、経営者を目指している人たちも、それに気づいていないのです。では、「経営」とは、具体的には何をすることなのでしょうか。
 私は、次の三つだと考えています。
   (1)「企業の方向づけ」
   (2)「資源の最適配分」
   (3)「人を動かす」
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 企業経営にとって、一番大事なことは、「方向づけ」です。「何をやるか、やめるか」を決めることです。これを誤ると、企業は崖っぷちに向かって進んでいくようなものです。多くの会社を見てきて、これをとにかく間違わないことが何よりも重要だと感じています。そして、これが的中すれば、飛躍的に事業を伸ばすチャンスがあるのです。方向づけが企業の命運の8割を決めると私は考えています。・・・
「何をやるか、やめるか」を決め、そこで「差別化」つまり、「他社との違い」を明確にできるかがとても重要なのです。
                                                (ダイヤモンド社 小宮一慶著 経営者の教科書 より引用)
   
 この本は、どんな小さな会社でも適用できる経営の原理原則を筆者が集めていると行っています。様々な経営者の大切にしてきたものも大切にしているように感じます。
 その中で、経営とは、目標をしっかり持った上での上の3つのことをやることだと結論づけてます。経営には「正しい努力」の積み重ねが必要と言われてます。ということは「正しい努力」が何かを知っていないと話にならない、そのための本と著者は言います。
 変化している時代に対し、経営がうまく言っていないと感じる経営者は、今だからこそ経営の原理原則と実践の手順を謙虚に学ぶ必要があるはずです。
 ややもすると「経営」=「管理」であるとその流れに向かってしまうことも少なくありません、「管理」は「経営」ではありません。筆者は別のところでこう伝えてます。
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 経営を「管理」だと考えている人は沢山いますが、「管理」は正しい方向づけができているという前提があって、初めて生きてくるものです。方向づけが間違っているのに正しい管理がなされてしまうと、むしろ会社は早く崖っぷちに到達するだけです。
 つまり「方向づけ」が正しくなされていることが、会社が成功するうえでの大前提と言えます。管理は、部長以下でもやれる仕事です。とにかく経営者が「方向づけ」を正しく行うことが最重要なのです。
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 方向づけは、言わば戦略です、何をやって何をやめるか、それで他者との違いを明確にしていく、その公式をキチンを肝に銘じ、「資産の最適配分」、そして「人を動かす」順番で、社員にもストーリーの見える化していくことが経営者の仕事なのです。
 

                                                                  会長による経営随想コラム 2026.6号

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